ゲーマーは上京するロックンローラーの夢をみるか

2017.07.07

編集の松田です。
知る人ぞ知る事実なんですが、僕はゲームが趣味なんです。
5歳くらいからゲームしてますんで、28年ほど「ゲームが趣味」と言い続けています。
学生のときは学校を休んで、社会人になってからは仕事が終わった後や休日に。結婚してからは妻と子どもが何を喋っても、どんなアクションをしても空返事で黙々とゲームをプレイしています。

まあ、そんなことはどうでも良いんです。僕自身の話なんて、道路にこびりついて黒くなってしまったガムと一緒です。無価値です。

本題はそんなことではなく、僕が最近プレイしている「Fallout4」というゲームの話です。

ビッグタイトルなので説明は不要かとは思いますが、まったくわからない人は以下のURLを踏んでみてください。

https://www.fallout4.com/

はい、わかってくれましたね。北斗の拳とかマッドマックスのような世紀末の世界を舞台に、非常に高い自由度で右往左往するロールプレイングゲームと思ってくれれば、正解ではないですが、間違いでもないです。

さて、この「Fallout4」は世界の作り込みが本当にすばらしいゲームで、「NPCたちは本当にこの世界で生きているんだ」とプレイヤーが実感できるレベルというか、NPCの行動がリアルでちょっとひくレベル。

また、NPCのなかでも敵キャラに区分される方々は、それぞれの組織で日夜勢力争いを繰り広げており、「俺たち以外は全部、敵」を地でいくファンキー&デストロイの極太極短人生を歩んでおられます。プレイヤーが操作する主人公が、近くにいようがいまいが関係なくトリガーハッピー全開で生死をかけた追いかけっこを、毎日毎時世界のどこかで「勝手に」やっているんです。

結果、なんとなく目的もなしにブラブラと歩いていた主人公(プレイヤー)は巻き込まれたり、知らず知らずのうちにナワバリに入り警告もなしに発砲されて驚くほどの速度でHPが減ることに死を覚悟したりと、「ホント、戦争は地獄だぜ!」体験を無理やりさせられることに。

さらにこのゲーム、いわゆる実績(トロフィー。やり込み具合を表す指標のようなもの)が多く、なにか気がついたら「トロフィーを獲得しました」的なアナウンスとともにトロフィーの名称が流れてきます。
僕はやりこみ勢ではなくエンジョイ勢なので、トロフィーもとれれば良いや的なスタンス。アナウンスが流れても「お、得したな」ってなもんです。

 

そんなこんなで、ゲームを進めていたある日のこと。「今日はちょっと天気が良いから遠出してみよっかな☆」なんて気分になりまして、今まで行ったこともないエリアに歩を進めておりました。ちなみにリアルでは深夜1時でテレビの前に澱んだ目をした中年が微動だにせずコントローラーを握りしめているだけです。

道中、特に大きなトラブルもなく、グングンと歩は進みます。中年もググッとコントローラーのステッィクを傾けます。歩みの先にどんな光景が広がっているんだろうか。新しいアイテムはあるんだろうか。見たことのない街は、会ったことのない人は。希望や夢が歩みと比例して大きくなり、気分はまるで、上京前のロックンローラー。「俺はこのウェイストランド(ゲーム内の地名)でビッグになるんや! キャップ(ゲーム内通貨)にまみれた、ど太い人生歩むんyドウーーーン!!!!!!」

_人人人人人人人_
> 突然の爆音 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

吹き飛ぶ主人公。暗転する画面。そして無情にもセーブした地点で再開されるゲーム。

どうやら、後ろから静かに爆弾をもった敵が近づいていたよう。本当になにが起きたのかわからず、これも再開後にもう一度同地点まで進んだ先で知り得た事実でした。

でも、なにより驚いたのが、暗転中に出てきたこのアナウンス

トロフィーを獲得しました

「タッチダウン」


やかましいわ!!!!!!


いや、ゲームって本当におもしろいですね。

松田 寛志
松田 寛志

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