ウェブサイト構築・運用
PARASOPHIA:
京都国際現代芸術祭
京都国際現代芸術祭組織委員会事務局
「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」のティザーサイト、本サイト、アーカイブサイトの構築及び運用を行いました。
- メディア
- イベントサイト
- プロジェクト期間
- 2012年2月〜2015年10月
- ソリューション
- コンセプト設計/情報設計/コンテンツ企画/システム要件定義/アートディレクション/ビジュアルデザイン/プロジェクト管理/運用更新マニュアル作成/多言語対応:日本語、英語
OverviewOverview
概要
2015年に京都ではじめて開催された大規模な現代芸術の国際展「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」。日本全体が一種のアートフェス・ブームのような状況にあるなか、同芸術祭は、一過性のイベントではなく、これからの京都を文化の生産地および発信地としていくための「通過点」として位置付けられました。そのため、会期中の広報活動だけではなく、2年にわたる準備期間のプロセスの公開や、後の世代に資産として残すための活動のアーカイブ化などを含め、展覧会後も見据えて「PARASOPHIA」を発信することを目指しました。
ApproachApproach
アプローチ
展覧会の開催前、開催期間、開催後の3つのタームに分け、それぞれの期間に求められる機能に合わせて、計3つのウェブサイトを制作し、最終的に1つのサイトとして結合しました。
1. 開催前:特設サイト(公開:2013年5月)
プロジェクトの準備期間における調査研究のプロセスを記録・共有することを重視し、リサーチ・プログラムが回を重ねるごとに、建築的に、重層的に、拡張していくウェブサイトを目指しました。
2. 開催期間:本サイト(公開:2014年10月)
本展の5ヵ月前、開催期間における情報発信の機能を軸とした本サイトを公開しました。アーティストやイベント情報の検索・ソート機能を充実させる一方で、過度な「わかりやすさ」をもつコンテンツは最小限に留めるなど、芸術や文化がもつ多元的なものの見方・捉え方を重視しました。さらに、支援者へのインタビュー記事によって「通過点」としての「PARASOPHIA」を発信。蓄積した経験を次世代へと繋ぐコンテンツ設計を意識しました。
3. 開催後:アーカイブサイト(公開:2015年10月)
本展終了後の2015年10月、構想段階から閉幕時までの一連の活動を時系列化したアーカイブサイトを公開しました。事務局が解散して以降も芸術文化の資産として残るサイトにしたいというご要望を受け、動的なCMSから静的なサイトへ移行。外部要因の影響を極力排除し、保存性を高める改修を行いました。 また同時に、特設サイト・本サイトの整理・格納作業も実施。約2年半にわたるプロジェクトの文脈を有機的に繋ぎました。
Project
teamProject
team
プロジェクトチームのご紹介
競争から共創へ。
弊社では、クライアントと
受託会社、制作会社と
外部パートナーといった
垣根を越え、
プロジェクトごとに最適な
チームを編成しています。
プロジェクト体制
- 光川 貴浩
- Strategy
- 吉田 健人
- Design
外部パートナー
- so design 勤息 義隆
- 株式会社シーズ
クライアント
京都国際現代芸術祭組織委員会事務局
Other
worksOther
works
ウェブサイト構築・運用
KYOTO EXPERIMENT
世界各地の先鋭的な舞台芸術を紹介してきた京都発の国際舞台芸術祭「KYOTO EXPERIMENT」のサイトを2017年より担当しています。
Solution
コンセプト設計/コンテンツ企画/情報設計/アートディレクション/サイトデザイン/HTML・CSSコーディング/システム要件定義/プロジェクト管理/多言語対応:日本語、英語